受講生の声

受講のきっかけ

部署異動があり、技術営業の部署から、社員の育成の仕事に携わるようになったのが、受講を考えたきっかけです。私にとっては新しい領域であまり知見がないこと、それでも年齢的にはベテランとして見られてしまうことなどから、何か自らの強みを持ちたいと思いました。幸い、同じ部署内にコーチ・エィで資格を取り、リーダ育成の活動に役立てている人がおり、コーチングの資格を取得することで、自らの自信につながると可能性を感じ、受講を決めました。

スキルではなくどのように人と関わるか

コーチングを学ぶまでは、誰かに相談をされたり、お客様にヒアリングする時は、自分で一生懸命解決策を探していました。相手が何も言わない空白の時間があると、自分が相手の役に立っていないように感じ、必死になっていました。しかし、コーチングで未来に向けて問いかけることを学び、「どうなりたいの？」「どうなったらハッピーなんだろう？」と相手に問いかけ、一緒に考えられるようになりました。結果、今では相手の考える空白の時間があると、「お。考えているな」と、じっくり待てるようになっています。

コーチ・エィ アカデミアでは、問いかけなどのスキルだけではなく、人の考え方や感情・エネルギーのマネジメントなど様々な視点で体系的に学びます。小手先の技ではなく、どのように人と関わるかというマインドの部分も大切な学びとなりました。そのため以前は、一緒に仕事をする人でも、自分とは合わないと感じる人にはイライラの感情が湧きでることもありましたが、今では、私がどう感じるかを伝えて、相手がどう感じているのかを聞くなど、新しい人との関わりかたができるようになり、お互いに理解し合えて仕事がやりやすくなっています。

西脇さんは名マネージャーです！

メンバーとの1on1の中でも十分にコーチングを活用することができました。何をしたいか、どうなりたいか、どうなったら嬉しいかを一生懸命問いかけて聞いていきました。本当の1on1ができるようになった、そんな感じです。

そんな中で、メンバーとのモヤモヤする思いを整理する会話の中で、新しいことをやってみたいという具体的な思いを聞くことができました。前向きなやりたいことを一緒に探すことができた結果です。ちょうどその時にプロジェクトマネジメントの仕事があり、そのメンバーには少しチャレンジな仕事だけど「やってみないか」と提案してみました。彼女はプロジェクトマネジメントの経験は全くなかったのですが、「ぜひやりたいです」と、とてもポジティブに受け取ってくれました。彼女は生き生きと取り組んでそのプロジェクトで成果を出しました。1on1でそのメンバーの思いを聞いていなかったら、私自身もそのプロジェクトマネジメントに興味も持たなかったと思いますが、新しいことをやりたいという彼女の思いと仕事をつなげられて、今後の可能性につながりました。

そのメンバーはその後、昇格もしました。チームが解散する時に「西脇さんは名マネージャーです！」と言ってもらえたことは、とても嬉しかったし、自分の自信につながりました。

アカデミアの学びから生まれた、「コミュニケーション力」という新しい軸

私はコーチ・エィ アカデミアで学ぶことで、社内社外を問わずコミュニケーションの能力を大きく向上することができたと実感しています。結果、自らの新しい軸と武器を増やすことができ、自らに自信を持つことができましたし、将来のキャリアの枠も広げることができたのではないかと感じています。

この自信を得られることができた、コーチ・エィ アカデミアの学びに関してですが、まず、テキストは当然のことながらしっかりしていました。ただ、私の中に特に大きく残っているのは、クラスに一緒に参加した人たちから学んだ、普段は意識していなかったような、人の考え方や、エネルギー、感情、想い、などの要素を具体的に学びあうことができたことです。人との接し方の可動域が広がっている、そんなイメージを持っています。

今は、また技術営業の部署に異動をしたのですが、以前とは異なる仕事の仕方や楽しみ方を感じながら仕事をすることができています。そのせいか、人から相談を受けることも多くなっていて、社内でも社外でも新たな人とのつながりが生まれ、自分を取り巻く環境が変わってきていることを実感します。