Curriculum

実践を交えた理論的・体系的なカリキュラムで実現する学び

リーダー向けコース・プレミアムコース共通

00 オリエンテーション

coachAcademia(コーチ・エィ アカデミア)の受講を円滑に開始するためのオリエンテーションを行います。コーチングの歴史と概要を踏まえた上で、オンラインクラスから最大の成果を得るための、参加の仕方や使用するツール・システムなどについて学びます。

01 観察と「タイプ分け™」

コーチングで重視している「個別対応」の第一歩は、「人はそれぞれ違う」という前提のもと、相手を観察することから始まります。観察能力を上げ、「個別対応力」を向上させるために「タイプ分け」を理解するとともに、タイプに合わせた関わり方を身につけます。

「タイプ分け」を学んだことによって、様々なタイプの人と接することが「楽しい」と思えるようになってきました。今までは苦手なタイプの人との会話を極力避ける傾向がありましたが、今は自分と異なるタイプの人の良さを認め、尊敬して接することができるようになりました。

30代女性 マネージャー

「タイプ分け」を学んだことで、それまで苦手としていた人が何故そのような言動をするのかを理解できましたし、この人の長所はどんなところだろうか等々「人を観察する」視点を増やすことができました。 そのことで人との接し方に選択肢が増え、その人に合わせた関わり方を意識して行うことができるようになってきました。

40代男性 マネージャー

私はコントローラータイプで、話すペースが速く、断言口調、結論から言って話が短いなどの特徴があるので、徹底して相手のタイプに合わせて丁寧にコミュニケーションを取るように心がけるようになりました。以前は「話しにくい、近寄りがたいところがある」という評価もありましたが、今はなくなりました。

40代男性 営業開発部担当部長

02 コーチングとは

コーチ・エィが開発したコーチングモデルに基づいて、コーチングの定義、活用方法、成功事例などを理解し、コーチングによって具体的に何がもたらされるのか、といったコーチングの基本を学びます。

03 目的を持って聞く

「聞くこと」と「聞かれること」の目的や意味について理解をします。その上で、聞く能力をさらに高めるために「聞くための視点」と方法を学び、目的をもって聞き分けることが可能になることを目指します。

04 信頼関係をともに築く

効果的なコーチングのベースにある「信頼関係」をともに築くために必要なコミュニケーションのあり方を学ぶとともに、代表的なスキルである「アクノレッジメント(承認)」を理解します。

05 コーチング・エクササイズ1

参加者同士でコーチング・セッションを実践し、「コーチする」「コーチングを受ける」双方の機会を体験します。また、国際コーチ連盟が定めるコア・コンピテンシーを元に自分のコーチングスキルの向上に向けてのテーマを明確にします。

クラスコーチや他の受講者の方が、「この質問が機能した」「こういうふうに感じた」など、フィードバックをしてくれることで、私1人では気がつくことの出来ない視点が得られたり、自分の価値観を客観的に見ることができたりと、新たな気づきに繋がりました。

30代女性 マネージャー

06 効果的な質問

人を行動に導くには、相手の置かれた状況を的確に判断し、目的を持って効果的に質問を使い分ける能力が求められます。行動を促すための効果的な質問について学びます。

「視点を変える」など、目的を持った質問を習得し、相手が「ハッ」となったときは嬉しさを感じています。メールの返信も早くなり、業務の効率も上がりました。コミュニケーションの未完了によって相互に及ぼしていた悪影響が軽減したからだと思います。

40代男性 医師

07 コーチングのプロセス

「コーチングの構造」と「コーチングフロー」の2つについて学ぶことで、コーチング実施の土壌をつくり、コーチングの質を高め、目標達成のスピードを上げることを目指します。

08 アカウンタビリティ

アカウンタビリティとは「主体的に自ら進んで仕事や事業の責任を引き受けていく意識」を指し、それを高めることは、コーチングの目的のひとつでもあります。アカウンタビリティを理解し、アカウンタブルな状態の高め方を学びます。

一番印象に残っているクラスです。私は(糖尿病)患者さんを「何とかしてあげよう」とは思っていましたが、相手の可能性を信じて、自ら伸びていくようアカウンタビリティを求めてないことに気付きました。それからは患者さんの自主的な発言を求めるために、落ち着いて最後まで話を聴く、答えを急がない、本質は何だろうと思って聴くようになりました。すると患者さんも大きく変わりました。

50代男性 医師

人には前向きな感情と後ろ向きの感情が同時に存在し、前向きな感情の割合が大きくなった時にアカウンタブル(主体的)に行動することを学びました。以前の私であれば「仕事だから割り切ってやってくれ」と一方的に命じていたであろうケースでも、部下と対話し、後ろ向きの気持ちを否定せずに受け止めることで、相手が持つ後ろ向きの感情を軽減し、主体的に行動をしてもらえるようになりました。

40代男性 マネージャー

09 目標設定とビジョン・メイキング

コーチングを始めるにあたって最初に行う重要なステップが「目標設定」です。効果的な目標設定のために必要な方法やポイント、ビジョンの描き方について学びます。

このクラスでは価値観の整理の仕方を体得しました。これまでは無意識に自分と同じ価値観や考え方を人に求めるところがありましたが、人それぞれみな異なる価値観を持っているということに気づきました。「どうしてアイツはこれが理解できないのだ?(アイツはダメなヤツ!)」ではなく「分からなくても当然。価値観が違って当たり前だから(だから理解できるように教えてあげよう、話を聞いてみよう)」と思えるようになりました。

40代男性 マネージャー

10 コーチング・エクササイズ2

参加者同士でコーチング・セッションを実践し、「コーチする」「コーチングを受ける」双方の機会を体験します。また、国際コーチ連盟が定めるコア・コンピテンシーをもとに、自分のコーチングスキルの向上に向けてのテーマを明確にします。

11 アサーティブネス

自分も相手も尊重しながら、言いたいことを伝えるコミュニケーションスキルが「アサーティブネス」です。「アサーティブネス」について理解を深め、その実践方法を学びます。

12 フィードバック

コーチングにおいて、「フィードバック」は最も有効なスキルの一つです。フィードバックへの理解を深め、コーチングの場面でどのように活用することができるのかについて学びます。

相手をよく観察して承認やフィードバックを意識して行うようになりました。なぜそれが重要なのか「理論」を学び、職場で実践することでその効果を体感し、同期やトレーニングの電話会議で他の参加者に共有するという繰り返しが効果的でした。

50代男性 取締役

13 ファウンデーションを整える

目標達成に向けて進み続けるための十分なエネルギーの蓄え方、つまり行動するためのファウンデーションの整え方を学びます。まずは自分自身について実践し、その体験をもとにクライアントとのコーチングに活かすことを目指します。

14 コーチのコア・コンピテンシーと倫理規定

国際コーチ連盟が定める「コーチのコア・コンピテンシー」と「倫理規定」を改めて集中的に学ぶことを通して、コーチとして知っておくべきこと、すべきこと、やってはいけないことを深く理解し、コーチとしての行動の基盤をつくります。

15 コーチング・エクササイズ3

参加者同士でコーチング・セッションを実践し、「コーチする」「コーチングを受ける」双方の機会を体験します。また、国際コーチ連盟が定めるコア・コンピテンシーをもとに、自分のコーチングスキルの向上に向けてのテーマを明確にします。

16 ストレス・コントロール

ストレスは良いものでも悪いものでもありません。ストレスをコントロールすることは自分自身をコントロールすることでもあります。ここでは、ストレスをコントロールするためのスキルを学び、コーチングの中で活用できるようにします。

17 行動を促進させるスキル

目標達成に向け、行動を促進するために必要なスキルとして、「提案」「要望」「アクノレッジメント」をはじめさまざまなスキルを学びます。また、それぞれのスキルの活用に適した場面や背景、そして活用のポイントと注意点を理解します。

以前の私は、さほど面識のない人に気軽に電話して仕事の相談や依頼をするのは迷惑だろうと、できませんでした。このクラスで「提案する」や「要望」を学び、「要望を受ける側も、自分が思うほど面倒だと思わず、喜んでもらえるのではないか?」と、価値観が変わりました。そうなると、「人にものを頼む」ことが楽しくなって来て、その結果、ネットワークが広がり、仕事に直結する紹介も自然に増えています。

40代男性 税理士

18 コーチングマネジメント

コーチングマネジメントは、相手に気づかせ、相手の自発性を引き出すマネジメントスタイルです。コーチングマネジメントの特徴を理解し、マネジメントの場面で活用できるようになることを目指します。

19 コーチングの成果を明らかにする

コーチングの終了時に成果と課題を振り返るプロセスが「エバリュエーション」です。コーチングにおけるエバリュエーションの目的や、効果的なエバリュエーション・セッションを実施するための視点やポイントについて学びます。

20 グループ・メンターコーチング1

参加者同士でコーチング・セッションを実践し、「コーチする」「コーチングを受ける」双方の機会を体験します。また、国際コーチ連盟が定めるコア・コンピテンシーをもとに、自分のコーチングスキルの向上に向けてのテーマを明確にします。

プレミアムコース限定

21 感情のマネジメント

「感情のマネジメント力」とは、自分自身や他者の感情を理解して受け止め、自らそれらを乗り越えて関わっていく能力です。自分の「感情のマネジメント力」を高め、コーチングで扱えるようになることを目指します。

22 視点を変えるためのスキル

新しい視点を手に入れ、発想を広げることを促す「場」をつくり出すためのさまざまなスキルを学びます。合わせて、コーチ自身も自分の枠を超えた視点を持つための取り組みについても考えます。

23 面談にコーチングを活かす

マネジメントにコーチングを活用できる具体的な場面の一つが、一対一で行う「面談」です。コーチングを適切、かつ効果的に面談に取り入れる方法を学びます。

24 チームビルディングとミーティングマネジメント

成果を上げるチームを築くために、どのようにコーチングを活用できるのかについて学びます。また、その具体的な場として、ミーティングマネジメントを取り上げ、コーチングスキルを会議にどのように活用するのかについても検討します。

25 グループ・メンターコーチング2

コーチング・セッションを参加者間で実施し、自分のコーチングに対する具体的なフィードバックを受けることで、コーチとしてのスキル向上を目指します。

26 プレゼンス・マネジメント

リーダーにとって、「プレゼンス・マネジメント」は影響力を高めるための重要なテーマです、自分のプレゼンスと周囲の人のプレゼンスをマネジメントする方法を学びます。

27 リーダーをコーチする

リーダーシップとは、天賦の才能や素質ではなく、開発できる能力・スキルです。この前提に基づき、リーダーをコーチする際に有効なテーマやスキルについて学びます。

28 アセスメントを活用する

コーチングにおいて、関係構築能力や役割におけるコンピテンシー、コーチングの成果など、現状を明確にするツールがアセスメントです。コーチングに効果的にアセスメントを取り入れるために、アセスメントの意義やセッションでの活用方法などについて学びます。

29 組織にビジョンを浸透させる

組織におけるビジョンの浸透とは、組織変革のプロセスそのものであり、そのために必要なのは、組織の一人ひとりがビジョンについて対話する場を持つことです。ここでは、「対話」を軸においた、組織にビジョンを浸透させるための取り組みを学びます。

30 グループ・メンターコーチング3

コーチング・セッションを参加者間で実施し、自分のコーチングに対する具体的なフィードバックを受けることで、コーチとしてのスキル向上を目指します。


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