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受講生の声

西尾 進さん

リーダー自ら会話を創り出し、組織活性化で成果創出

西尾 進 さん

大手損害保険会社 自動車営業開発部 担当部長
(一財)生涯学習開発財団認定コーチ
(2015年4月受講開始)

※内容および所属・役職等は取材当時のものを掲載しています。

組織のダイバーシティーが進む中、これまでのやり方では組織として成果を出し続けるのは難しいと感じていた西尾進さん。「リーダーにはコーチングが必須」と確信し、コーチングの学習を始められました。

リーダーの仕事、それは「会話を創り出すこと」

組織のダイバーシティーが進む中、これまでのやり方では組織として成果を出し続けるのは難しいと感じていたところ、「リーダーにはコーチングが必須」と確信し、取り組みをスタートしました。そんな中、心に強く響いたのが、マニュアルの次のフレーズでした。

『有能なリーダーには、ある特徴的な能力、「日常的なコミュニケーションを頻繁に交わすことができる力」が備わっている。日々の何気ない会話を数多く交わすことで信頼関係を築き、部下のモチベーションを上げる。そのために、常に相手の状態に関心を持ち、直ぐに変化を感じ取る。リーダの仕事とは、会話を創り出すこと。』(抜粋編集)。

「遠慮なく声をかけて」と伝えてはいたものの...

もともとコミュニケーションは重要と思い、課長層とは年中打ち合わせをし、部員とも年4回の個人面談や毎月の懇親会を行い、「何かあれば遠慮なく声をかけて」と常に伝えてはいました。しかし、実際には、印鑑をもらう時以外、彼らから声をかけてくることはめったにありませんでした。

まず「自分が変わる」すると変化が連動する

正直、長年のコミュニケーションスタイルを変えるのは相当なハードルでしたし、葛藤もありました。しかし、まずはリーダーの私が実践しなければと決心し、「会話を創り出す」ために、部員たちに私から声をかけるようになりました。いざ声をかけてみると、みなよく話してくれ、私も現場の様子がよくわかるようになりました。トップの私が率先して声をかけることで、課長と部員、部員同士のコミュニケーションの量と質も徐々に増し、風通しが良く、活気・元気のある、気持ちのつながった組織になりました。結果として営業成績にも繋がっていきました。

マネジメントとは「人創り」であり、「組織づくり」

コーチングには、人と関わる大切な知恵がつまっています。それは、部下、社内に限らず、あらゆる人間関係構築、信頼関係構築、そして、人生の豊さにつながる知恵です。CoachAcademiaで共に学んだ受講者には、さまざまな業界の責任者、女性リーダー、海外駐在員の方も複数いました。業種は違えど、マネジメントは人と組織創りであり、そのためにコーチングが有効であることを実感しています。

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