Student

受講生の声

今野 彩子さん

フィードバックをしあえる組織づくりを目指す

今野 彩子 さん

株式会社ユーメディア コーポレートデザイン部 取締役
(2020年7月受講開始)

※内容および所属・役職等は取材当時のものを掲載しています。

仙台で地域ブランディングやメディアプロモーションの事業を行う会社の役員をしている今野さん。コーチングが組織変化をもたらす可能性を感じて学びをスタートされました。組織変革に向けてコーチングの学びをどのように活かしているのか、お話を伺いました。

変化する会社での組織変革に向けて

社は元々印刷業がメインでしたが業態が変わり、今は地域のブランディングやプロモーションをする会社になってきているため、様々な経験や背景を持つ人が入社してきています。そのような人たちのエンゲージメントをいかに高めて組織の力にしていくかが大きな課題でした。また、約一年前に経営方針として「人と組織の開発を経営の第一義にする」ことを掲げており、そのためにフィードバックしあえる組織をつくりたいと思っていました。フィードバックしあえる組織は、すごく強く、いい意味での価値観のぶつかり合いも生まれ、さらに一段上の成果も出せると思っています。

一人の部下との関わりがチームの変革に繋がる

部下の一人に、着実に丁寧に関係者を巻き込んで仕事をするタイプの方がいます。自分とは仕事の進め方や考え方が真逆で、彼女の考え方に対して理解ができず「自分だったらこうするとか、こうしたほうが成果をだせるよね」など自分の視点で考えていました。しかし、アカデミアで学んだことで、私は彼女とタイプが違うと気づき、今まで噛み合わなかった部分に対して腹落ちができました。私がどう思っているかは一旦わきに置き、まっさらな気持ちで話を聞けるようになった結果、それまでは見えてこなかった彼女の価値観や大事にしていること、どうしたいのかをしっかりと受け取って話せるようになりました。彼女は「今野さんとの1on1で、言語化し約束することで、行動して、結果を出すサイクルを描けるようになったのがよかった」と伝えてくれました。彼女の持つ、着実に物事を進め、課題に向かっていく強みを生かせるようになってきたと思っています。

また、彼女が全社をフィールドにして成果を上げつつあることで、チームメンバーの業務も変わってきたと伝えてくれました。今まではチーム内のことはチームの中で何とかしようとしていたが、思い切って同じ役職の人たちに対してアプローチをしたり、全社的にどうなったらよいかを考えたりすることが、結果として足元のチームをよくすることに繋がるという気づきを得たそうです。

何事も自分がどう考え、どう行動するかが全て

受講と同時に1on1コーチが受けられます。1on1コーチに「その問題に対するあなた自身の課題はなんですか?」という問いをいただいてから、「アカウンタビリティ」※の考え方を、特に大事にしています。アカウンタビリティについてはクラスを受ける前に『主体的に動く』(出版:ディスカバートゥエンティワン)の本を読んで知っていましたが、その後アカウンタビリティのクラスを受けたおかげで自分の中に定着した感じがします。もともと、会社においては結局すべて自分に返ってくる立ち位置ではありましたが、そのことに圧倒的な芯のようなものを持つことができるようになりました。「すべては自分がどう考え、どう行動するかだ」と心の底から思えるようになったことが一番の変化です。

※参照「アカウンタビリティ」とは、「主体的に自ら進んで仕事や事業の責任を引き受けて いく意識」や「一人ひとりが、自分の責任において考え、行動を起こす意識」の ことを指します。

強い経営チームをつくりたい

1on1コーチから「360度評価をもらったことがあるか」を聞かれて、そのような経験はなかったのでまずは自分でやってみました。自己認識を高めたいと、自分自身のあり方を上司・部下に振り返ってもらうことを実践しました。自ら評価を受けようとすること自体に、結構反響がありました。私自身も受け取るものがとても大きかったので、これはみんなでやらねばと思い、その後、経営メンバー12人でお互いの360度評価を実施しシェアミーティングを実施しました。経営層が強いチームになる、ということを目標に率直に話合える環境をつくっています。役員同士でフィードバックしあうということは、これまではあまり考えられませんでしたが、今は「こう見えているよ」ということをお互いに伝えあい、少しずつ双方向に向き合うようになってきました。会議を進行していると参加メンバーから、「当事者意識を持たせるファシリテーションですね」と言われるようになりました。役員同士がまずはフィードバックしあえる関係を築き、率直なディスカッションを重ねることで強い経営チームをつくりたいと思っています。

また、現在、全社的に1on1を定着させるため、トライアルチームを始動して実践しています。課長職に対しては「コーチング型マネジメント」についてレクチャーし、課長職のメンバーが各現場で1on1を実践しています。組織開発の施策を手探りながら様々に実行している日々です。

受講を検討している方へのメッセージ

コーチングは、組織変革を導くことができるものだと実感しています。

自分自身のありようを変化させることで、周囲へ影響があることを実感し、それが組織の変革につながる、と信じることができるようになりました。学びを決断するまでは、時間を確保できるのか、他の受講生の皆さんと同等に参加できるのかなど、迷いはありましたが、自分のあり方や組織のあり方を変革したいという思いで飛び込みました。コーチやクラスでご一緒する受講生の方々の学びへの姿勢、コーチングを通した仕事への向き合い方に触れ、大きな刺激もいただいています。常に自分自身をアップデートしていくために、挑戦的に学び行動していきたいという気持ちが高まっています。

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