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受講生の声

三宅 智恵美さん

コーチング型マネジメントで自律型チームを実現する

三宅 智恵美 さん

ロイヤルホスト株式会社 営業本部 東日本営業部 部長
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナルコーチ
(2016年5月受講開始)

※内容および所属・役職等は取材当時のものを掲載しています。

「上司にやりたいことを伝えても意味がない」。そうした雰囲気を変えたいと思い、コーチ・エィ アカデミアでコーチングを学びはじめた三宅智恵美さん。コーチング型マネジメントを実践する中で起きた部下や組織の変化とは?

「やりたいこと」がない?!

コーチングを学び始めた当時に担当していたのは8店舗で、正社員20名とアルバイト約250名が私の部下でした。その部署の担当になった当初は、面談をしても自分の考えや思いを語ることができない部下がほとんどでした。「上司にやりたいことを伝えても意味がない」。そうした雰囲気を変えたいと思い、コーチ・エィ アカデミアでコーチングを学び始めました。

会社のビジョンを個人の目標に落とし込む

部下との面談では、会社のビジョンにそって、店舗のビジョン、本人の目標設定までを一緒に作ります。部下自身の考えや想い、できることを一緒に考えていくと、会社のビジョンが自分の考えと一致し、自分の目標となっていきます。ある店長は、「お客様をお待たせしないサービスをする」という目標を立てました。それまで1時間あたり75名が最高だった来客数を100名にするというのです。まず、一緒に課題を洗い出し、一週間で改善できる目標を考え、具体的な行動まで落とし込みました。それを週間目標にして進めていったところ、開始2ヶ月で1時間当り100名という目標を達成することができたのです。

次のリーダーを育てることで業績も向上

今は、店長や料理長各1名をチームリーダーとして任命し、ミーティングの内容から進行までを任せています。困っていることについてお互いに相談し合うなど、同じ立場として課題を一緒に解決していこうとし始めています。私がリーダーとして率いていく組織から、全員で目標に向かって進む組織へ変化していることが感じられます。繁忙期のクレーム数が前年比で約50%減少するなど、オペレーションの質も向上し、私がとやかく言わなくても、それぞれの店で予算達成に向けての行動ができる組織に変化してきました。

コーチング型マネジメントで、さらなるチャレンジ

昨年秋、担当の店舗数が8店から18店まで増えました。そして、この秋(2018年11月)からは東日本営業本部の部長になり、統括する店舗数も一気に33店になりました。部下の数も、コーチングを始めた当初の数倍になりますが、その一人ひとりが「会社に貢献している」という実感をもち、目標に向けていきいきと仕事に取り組む姿を見たいと思っています。そのためには、さらに多くの店舗で、コーチング型マネジメントを通じて部下とともに自律型組織をつくっていくという新しいチャレンジが待っています。いまは、より大きな範囲でコーチング型マネジメントの実践ができることに、とてもワクワクしています。

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