メンバーの主体性を高め建設工期を短縮
建設の仕事には工期があります。メンバーと一緒にビジョンを話す中で、38か月間で完成予定のものを35か月間に、3か月前倒しで完成することを目標にしています。工期を短縮することができれば利益にもつながりますし、お客様にも喜んで頂けます。
コーチングを受けている主要メンバーが中心となり、目標にむけてよいプロジェクトにしようと、自発的に他部署のメンバーとも連携してくれています。例えば「1フロアを上げるのに8日間かかるところを、こうしたら7日間でできるよね。」という提案を出し合い、躯体担当、仕上げ担当、設備担当、品質管理担当が力を合わせて実現しています。こういうことの積み重ねで、目標である3か月前倒しでの完成が見えてきました。
スタッフたちはお客様の喜ばれる仕事ができていることに誇りを感じていますし、日本本社からの品質スコア評価でも他のプロジェクトにも負けたくないと頑張ってくれています。日本企業が海外駐在員として日本人が大勢いると経費も掛かります。ローカル企業に競争力をもって打ち勝っていくには、いかに自発的に考えやる気のある現地スタッフを育てていくかが重要です。コーチングを通して現地スタッフにも考えてもらう機会を作ることで、今はとてもいい人材に成長してくれていると思います。現地スタッフも一緒にビジョンを考えるのが嬉しいのだとわかりました。「コーチングをもっとやって欲しい。延藤さんのようになりたいのでマネジメントを学びたい」と言ってくれるメンバーもいます。