Student

受講生の声

沖崎 美彩子さん

一人ひとりが活躍できるチーム作りに向けて国際コーチング連盟の資格を取得

沖崎 美彩子 さん

外資系IT関連会社 ファイナンス部門 ディレクター
国際コーチング連盟アソシエイト認定コーチ (ACC:Associate Certified Coach)
(2017年10月受講開始)

※内容および所属・役職等は取材当時のものを掲載しています。

マネージャーとして「個々が主体的に動き、活躍できるチームづくり」を目指す中でアカデミアの受講を開始した沖崎さん。アカデミアの学びを日々のマネジメントに活かすことで、社内で複数のアワードを受賞するなどチームで成果を出されました。さらにはコーチングへの理解をさらに深めたいと、国際コーチング連盟(ICF)の認定資格を取得され、活躍の幅を広げています。沖崎さんに資格取得の魅力について伺いました。

コーチ・エィアカデミア受講のきっかけ

チームメンバーが3人だったときは、マネージャーとして細かいところにも目が届き、メンバーと良好な関係を築いていました。しかしその後、責任範囲が広がり、配下のチーム数とメンバーが増えると、個々のメンバーに合ったアプローチができなくなり、もどかしさを感じていました。

マネージャーとして「個々が主体的に動き、活躍できるチームづくり」を思い描く一方、チーム内には人間関係の問題などもあり、何から手をつければよいのか戸惑っていた時期でもありました。

マネージャーとして何かできることはないかを模索していた時に、アカデミアの存在を知り、受講を決めました。

チームとして複数のアワードを受賞

私自身が変化を感じるのは、周りの人に対する関心が以前より高くなったことです。コーチ・エィ アカデミアで学んだスキルを実践していく中で、相手の一つ一つの行動や言動に自然と興味がわくようになりました。それにより、メンバーとの1on1でも、問題の本質に早くたどり着けるようになったと感じます。

チームの変化としては、対話の時間が増えたことにより、互いの違いを受け入れる土壌が育ちました。会議では発言が増えて、プロセス改善のアイディアなども数多く出るようになりました。特にプロセス改善においては、各メンバーの主体性が増し、チーム全体で成果を実感することで、チームの総力が上がる結果となりました。

問題意識を持って主体的に仕事に取り組むメンバーが増えたことで、複数の業務改革案で成果が出ました。そしてより生産性の高いチームに変わり、社内でも複数のアワードを受賞することができました。

受賞はチームメンバーの自信になり、自分たちが部門全体の活性化をリードしているという意識が高まっています。組織内のプロジェクトで、チームメンバーが率先してリーダーを務める機会が増えました。 チームメンバーのポジティブな意識は、エンプロイー・サーベイ(社員の意識調査)を実施するたびにスコアが上がっている結果にも表れています。

個人のキャリア開発につながる国際コーチング連盟(ICF)の認定資格を取得

アカデミアでの学びを、日々マネジメントに取り入れることで成果を感じていましたが、コーチングへの理解をさらに深め、自信につなげたいと思い、ICFの認定コーチ資格である、ACC取得を目指すことにしました。

ICFの資格取得は、ある意味、学んだことを目に見える結果にするということにほかなりません。また、個人のキャリア開発への取り組みをアピールするうえで役に立つことに加え、他部署への転籍の機会にも広がる可能性があると考えました。シンプルに、国際資格を取得すると周りの人に努力した成果が認めてもらいやすいと思います。

ICF(国際コーチング連盟)資格を取得してから、組織での活用

組織の中では主に1on1の中でコーチングのスキルを活用しています。

例えば、目標設定を行う際、まずはビジョンの共有や理解を通して、チームが同じ目標に向かうことを意識します。それを前提として、さらにメンバーそれぞれの力を最大限に活かすことでより強く、しなやかなチーム作りを実現しています。

また、個々のキャリアプランや開発エリアに関する対話の中でも、問いの中から生まれる気づきによって、お互いに新しい視点を得る機会にもつながっています。

ICFの資格を取得していたこともあり、社内で「社内コーチングプログラム」が開始した時、人事から社内コーチとして登録するよう早々に声掛けをいただきました。また、社内の別部門からコーチングを頼まれる機会も増え、社内ネットワークが広がるきっかけとなっています。

今後に向けた想い

ICFの資格取得の過程で得たスキルを、社内の人材、特に思い悩むピープルマネジャーをサポートするために活用していきたいです。また、ライフワークとして、人の話を聞き、その方の人生がより豊かなものになるための手助けができる存在になりたいと考えています。

  • 受講生の声
  • 一人ひとりが活躍できるチーム作りに向けて国際コーチング連盟の資格を取得

ページトップへ