Student

受講生の声

新海 一郎さん

思考・行動の中心を「自分目線」から「相手目線」に

新海 一郎 さん

外資系製薬メーカー 営業企画部門
(一財)生涯学習開発財団認定コーチ
(2014年8月受講開始)

※内容および所属・役職等は取材当時のものを掲載しています。

営業・営業企画として、10年前5年前と同じやり方では通用しなくなってきたと感じていた新海一郎さん。環境が変化し続けている今、リーダーとして何ができるのか?と考え、コーチングを学び始めました。相手の主体性を引き出すコーチングを学び、実践することで起こった、ご自身の変化や周囲の成果を伺いしました。

部下を持つ、その前にリーダーシップ開発を

営業・営業企画を担当していますが、環境はどんどん変わり、10年前、ほんの5年前の成功体験ですら、全く通用しなくなっています。また、営業を推進する部署として、いろいろな支店・営業所を見ていると、現場の管理職はもちろん、後輩を指導する立場の若手社員まで、コミュニケーションで困っている人が思う以上に多いことに気づきました。

「そんな中、リーダーシップを発揮するには何が必要か」を考えるうちに、指示命令型マネジメントではない、相手の主体性を引き出すコーチングのアプローチに興味を持ちました。実際に部下を持ってからでは遅いと思い、管理職になる前に学ぼうと決めました。

コーチングを身につけるための3本柱

coachAcademiaは、コーチングを「学ぶ」・「受ける」・「実践する」の3本柱から構成されています。コーチングを身につけるにあたり、特にプロのコーチングを受けられることに大きなメリットを感じました。また、業務時間が不規則なため、オンラインクラスを活用して、時間や場所を選ばずに受講できることも魅力でした。

メンバーを束ね、いかにリーダーシップを発揮するか

実は、受講を開始したタイミングで、社内風土醸成プロジェクトタスクチームのリーダーになりました。私は元々、なんでも自分でやらないと気がすまないタイプです。また、「自分ならこうする」をもとに相手にも自分と同じやり方を求めていました。ですから、最初は「こうやろう!」と自分から発信するリーダーシップで臨みましたが、うまくいきませんでした。

そこでコーチングの基本に立ち返り、どういう想いでプロジェクトに参加しているか、メンバー一人ひとりにその想いを語ってもらうところから再スタートしました。彼らの想いや考えを彼ら自身の言葉で話してもらう、そんなチーム運営を心がけるうちに、当初受身だったメンバーも徐々に提案や主体的な行動が増え、結果として、メンバーの想いがこもったプロジェクト運営ができました。

「自分目線」から「相手目線」のリーダーシップへ

コーチングを学んでからは、「相手はどうしたいのだろう?」とまず考えるようになりました。「相手目線」に変化すると、自然と関わり方も変わりました。たとえば、以前は「最近仕事どう?」「そっか大変だよな、飲みに行こうぜ」と、抽象的で表面的な会話が多かったのですが、今は「大変だよな。どういう時にそう感じるの?具体的に教えて?」と掘り下げて聞くようになりました。そうやって気持ちや想いを口に出してもらうことは、相手の前進につながると確信しています。

また、「自分は少しひいて、ここは彼にやってもらおう」と任せられるようにもなり、仕事の進め方に幅が出ました。すると、自分の業務にも余裕も生まれ、目先にとらわれることなく、中長期視点で取り組めるようになってきているように思います。

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