Student

渡辺 員啓さん

人を活かす経営

渡辺 員啓 さん

Figaro USA, Inc. CEO
(2018年10月受講開始)

アメリカ赴任が決まり、CEO就任に向けてコーチングを学びはじめた渡辺員啓氏。マネジメントにコーチングを取り入れることで、現地スタッフとの信頼関係を構築し、目標であったCEOに就任。今年は行動指針として"Change"を掲げ、社員の方々や組織のさらなる成長に取り組まれています

アメリカ赴任がコーチングの学びのきっかけ

コーチングを本格的に学ぼうと思ったのは、アメリカ赴任が決まり、現地スタッフ3名のところに日本人駐在員1人で働くことになったときです。

いずれは経営を任せると伝えられていましたが、多忙で業務に追われることが予想できており、通常の業務だけをこなしていてもCEOとしての準備ができないと感じました。会社の運営については、ある程度は日本で経験は積んできたものの、現地のスタッフとうまくやっていけるのか、という不安がありました。

CEOになる目標を中長期的に進めていきたいという思いから1on1コーチを受けながら、コーチングスキルを学ぶことができるコーチ・エィ アカデミアで学ぶことを決めました。

リーダーとして、相手を「知る」ことの重要性

コーチングを学んで一番変化したことは、相手の話を聞けるようになり、相手を理解しようと思えるようになったことです。それまでは、自分がどう会社を変えるかという視点しかなく、私の考えだけを話していました。そんな中、担当コーチとの1on1で「一緒に働く人はどのような価値観を持っていますか?」という質問を受け、ハッとしました。周りの人の価値観について、ほとんど考えた事がないことに気が付いたのです。

その人について知りたいという気持ちになり、毎朝、今日は誰とどんな話をしようか考え、社員それぞれと積極的に話すようにしました。

今までは相手の言うことに納得できずに感情的になることもありましたが、どういう価値観を持っているからそう発言するのだろう、と考えるようになると、冷静に相手の話を聞けるようになりました。その頃から相手がどんどん話してくれるようになり、仕事だけではなく、家族の話もし始めて、その人をより理解できるようになりました。それまではコミュニケーション不足から、社員がやってくれないということがありましたが、お互い情報を出し合って、話をしていくことで仕事のミスが減るなどよい方向へ向かっています。

目標であったCEO就任の実現

1on1コーチでは、言葉にすることで、自分が不安に思っている事は何か、自分がやるべき事は何かが明確になり、決意が固まります。普段の業務に追われながらも2週間毎に自分を振り返ることで、中長期の目標を策定し、着実に進められ、無事CEOに就任する事ができました。

就任スピーチでは、自分の目指す会社の方向性だけではなく、前任のCEOが今までやってきてくれた事への感謝と労い、長年働いてきてくれた社員の長所にも触れ、これからも一緒に会社の為に働いて欲しいと伝え、社員から歓迎の拍手を受ける事ができました。

今年は行動方針"Change"を掲げており、社員と一緒に変化を起こしていきたいと思います。

経営者がコーチングを学ぶ意義

コーチングを学んで、自分がいかに狭い視野で物事を見ていたのかに気づきました。自分には見えていないことや、自分の内側にある想いや答えに気がつくことができる。それは、経営者にとっては価値があることだと感じます。

電話でのクラスでは、ロシアや中国から参加されている駐在員の方もいて、とても刺激になりました。皆さんが真剣にコーチングを活かそうと考えていて、また同じ悩みを持っている方と意見を出し合うことで勇気づけられています。


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