コーチング型マネジメントを学ぶcoachAcademia(コーチ・エィ アカデミア)

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藪内 夏美様

コーチングをスポーツ指導に活かして主体的なチーム作りを

藪内 夏美

株式会社日立ハイテクノロジーズ バスケットボール部ヘッドコーチ
(一財)生涯学習開発財団認定コーチ
(2011年11月受講開始)

バスケットボールのプレーヤーからバスケットボールの指導者になった藪内さん。「コーチとは何か?」を考える中でコーチングに興味を持ち、アカデミアの受講を決めました。コーチングを学んで実践することで、ご自身やチームにどのような変化があったのか、インタビューしました。

自分が受けてきた指導が受講のきっかけ

私バスケットの現役生活を引退してから、指導者にならないかと声をかけていただいて、コーチを引き受けました。

いざ教えるとなった時、「監督が選手を上手にしてあげる、そのためにはきついことを言っても当たり前」という現役生活を過ごしてきたので、気がつけば同じように選手に接していました。

チームメンバーの一人ひとりの力を発揮させたいと思い、コーチングをネットで検索したところ、コーチ・エィのHPに辿り着き、受講を決めました。

一方的なコミュニケーションから、相手の言葉を待つコミュニケーションへ

コーチングを学ぶ前までは、「やるのかやらないのかどっちなんだ」「これはこういうことだ」「こうあるべきなんだ」と押し付けるように、一方的にコミュニケーションを取っていました。

質問ではなく、脅迫や詰問に近かったと思います。

それが、クラスで効果的な質問について学んでからは、「なぜそう思うのか」と思っていることの背景を質問したり、「どうしたらできるようになるのか」と選手の選択肢を増やす質問をするようになりました。

すると選手が、自分のことを一生懸命話そうとしてくれるので、「相手は何を伝えようとしているんだろう」と、相手が答えを探している「沈黙」を楽しめるようになりました。選手とチームスタッフ7名との、1ヶ月に2回、1回15分のコーチングが充実した時間になっています。

安心して任せられるチームに

私が選手だった頃の練習は張り詰めた空気で、「笑顔」「笑い」「会話」が暗黙の了解でタブー。監督やコーチとの会話は「はい」と「いいえ」、「すみません」だけでした。

私が監督になり少しづつコーチングを取り入れてからは「笑顔」がダメなものではない空気になり、監督と会話をしてもいいんだ、と思ってもらえるようになりました。その時から、選手同士の会話の質が上がったように感じます。

ある時、私が出張に行って練習に参加できないことがありました。その日は、「キャプテンを中心にこの練習をやっておいて」と、練習メニューをキャプテンに渡して出張に行きました。選手にコーチングをしている成果が出たのか、出張が終わった後に練習の録画を見たところ、私がいる時よりハードなメニューをエネルギーを持って一生懸命練習していました。選手なりにいろいろなことを考えて練習してくれていることがわかりました。

事前に出張ということを伝えられず、練習メニューをキャプテンに渡せないときもありました。キャプテンに電話をし、練習を見ることができないと伝えると、「練習メニューは何ですか?」と聞かれると思っていたのですが、「さっきマネージャーから聞いたので、練習は全部考えました」と言われ、その言葉を聞いた瞬間、胸が一杯になり、必死で涙をこらえなければなりませんでした。選手たちには本当に助けられたと思っています。

コーチングを練習に取り入れた一番の成果は、チームがプレーオフに進出したことです。ずっと最下位で弱いチームだったのですが、目標としていたプレーオフに出場できました。コーチングを通して、選手同士で話す時間が増えたということが大きいと思います。

コーチとして資格を持っている意味

資格を持つということは、自分の自信になります。また、責任を持って選手と関わっていくんだというモチベーションにもなり、資格取得から更新し続けています。更新していく上でクラスを受けるのですが、学ぶ場所があることも嬉しいですね。

先日、社内の経理部の方が、「WEEKLY GLOBAL COACH」というメルマガの中で私が載っている記事(※)を見つけて、「ぜひうちの部で講演をしてくれませんか?」と声をかけてくれたことがありました。1時間半の講義で経理部の方を対象に、私がアカデミアで学んだこと経験したことを、エクササイズをまじえながらお伝えしました。参加した経理部の方からは、「コーチングを学んだ人が社内にいるのは嬉しい」「資格を持っている人がバスケットボールのコーチをしているのは心強い」とおっしゃっていただけました。

スポーツ界はコーチ資格を持った人が少ないので、選手と一緒になってチームを作っていくという角度で選手と携われることも、これから発信していきたいなと思っています。

Hello, Coaching!「スポーツ界に「コーチング型マネジメント」を広めたい」

コーチングを学ぶ方へのメッセージ

コーチングを学ぶことは、選手を変えようとするのではなく自分が変わるきっかけになります。選手の成長を感じることができ、選手の成長こそが自分の成長につながっていくということが実感できるものです。

コーチングはスキルなので、学べば学ぶほど自分のものになります。抱えている問題にリーダー、コーチとしてどう向かっていくか、一歩踏み込んだ考え方を手に入れたい方は、ぜひ学んでみてください。

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